川崎市川崎区の臨海部にある市民健康の森「海風の森」(正式名称は浮島町公園)に風力発電機3機が設置されました。
発電した電力は、園内の照明などに使用されます。
また、余った電力は、2003年4月に施行された「新エネルギー等電気利用法」に基づいて東京電力に供給しています。
同公園は、市が市民とともに緑の保全などを進める川崎区の「市民健康の森」に選ばれています。およそ2haある公園の整備方法を検討するなかで、
「風力発電の風車は公園のシンボルとなり、環境にもやさしい」
と、いう市民からの提案で設置することになりました。
なお、この風力発電機には5千万円の予算が投入されました。
風力発電機は、高さ17m。風でプロペラがまわり発電する仕組みで、そよ風程度でもプロペラがまわるそうです。また、センサーで風向きと風速をキャッチして回転に最適な方向に自動的に向くようになっているのが特徴です。