国の内外を問わず、世論形成という情報戦は、いかにインチキレトリックを世間に浸透させるかにあるようです。
イギリスのEU離脱問題に際しても、グローバリズムを信奉する各国のメディアたちは離脱派たちを「極右」呼ばわりしています。
離脱を選択したネイティブ・イギリス人たちは、たんに「無秩序な外国移民の流入をもっと国家としてコントロールしてくれ、そのためには離脱して国家の主権を取り戻さなきゃいけないでしょ」と言っているに過ぎないのに・・・
それをもって「移民を排斥する極右だ」とレッテル貼りするわけです。
逆に私に言わせれば、国境否定のグローバリズムを信奉するグローバリストは、たんなる国民国家を嫌う「地球市民左翼」です。
例えば日本でも、いわゆる「東京裁判」がいかにインチキかを論じた場合、今でこそ何ら批判は受けなくなりましたが、つい数年前までは大変な騒ぎでした。それこそ「極右」呼ばわりされたものです。
我が国においても、いずれ移民問題をめぐって国論が二分される日が訪れます。
生産年齢人口比率が確実に低下していく我が国において供給不足を補っていくためには、公共投資、設備投資、技術開発投資等の各種投資を拡大して、一人当たりの生産性(所得)を向上させていく必要があります。
もし外国移民(低賃金労働者)が津波のごとく日本に押し寄せることになったら、技術革新(イノベーション)、即ち生産性の向上が起こりません。そうなると、ネイティブ・日本人の所得は増えず(むしろ下がる)、あまつさえ外国移民に雇用を奪われていくことになります。
その先いずれ、外国移民にも日本人と同じ公民権を与えようという話しになることでしょう。そのとき、完全に日本が日本でなくなり、日本人がこの世からいなくなるということです。
(外国移民が日本人と同等の国民権をもつということは、それまでの日本国民が日本国民でなくなるということ)
よって我が国においては、外国移民は絶対に受け入れてはならないのです。
私は川崎市議会においても、そのことを強く、強く、強く主張していきますが、そうすると必ず・・・
「三宅議員は、川崎市が長年にわたり推進してきた多文化共生の精神に反しているぅ~」とか、
「外国人にも基本的人権があるのがわからないのかぁ~」とか、
お門違いで頓智機なことを言いだす手合いが必ず○○のように湧いてくるのです。
川崎市議会にはいるんですよ、既に。