川崎市は、環境にやさしい街を目指し、ゴミの減量と資源物の分別収集の拡大を図るために、来年4月より普通ゴミの収集回数を現行周4日から周3日へと変更することになりました。
私は、今回の9月定例会で代表質問に立ち、普通ゴミの収集回数の変更について何点か質問しました。
まず・・・・・
今回の変更目的について質問したところ、現在の普通ゴミ週4日、及び資源ゴミ週1日の収集体制では今後新たな分別品目への対応が困難であるとの答弁をもらいました。
収集回数を減らすことにより、収集体制のスリム化を図るとともに、新たな分別品目への対応が可能な「収集体制」となる、とのことです。
また、新たな収集体制は「月・水・金」の地区と「火・木・土」の地区に分かれます。地区割りは、効率的な収集が可能になるように商業地域の混雑曜日、あるいは資源物の日の変更を避けるよう配慮している、とのことです。これにより、今まで収集をしなかった休日も、普通ゴミや資源物の収集を行うことになります。
今後の新たな分別収集・リサイクルの考え方については、まずミックスペーパーの分別収集を本年11月から川崎区浅田3・4丁目、幸区戸手本町1・2丁目をモデル地区にして取組むとのこと。平成19年度以降モデル地区を拡充し、平成22年度全市実施を目指すとしていますが、
「あまりにも時間がかかり過ぎる」
と、代表質問では指摘をしておきました。
今後、川崎市は、その他プラスチック類の分別と生ゴミリサイクルを検討することを明らかにしています。いま、その他プラスチックが焼却場に年間約1万8千トン、生ゴミが14万トン混入されています。こうした物に加え、廃蛍光管、剪定枝のリサイクルを実現できれば、家庭からの排出ゴミの9割りがリサイクル対象となることが、今回の質問で明らかになりました。