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Konokuni

この土(くに)を想う



三宅 隆介 著 2006年4月29日発売 定価 1500円(税込)

イーシンコミュニケーションズ刊 ISBN 4-401954-01-6 C0031




まえがき

第一部 脱「左翼主義」の国家論


相続税を廃止せよ

日本は本当に自由主義国家か/私有財産を認めない社会主義/相続税は文化を破壊する/相続税は中小企業の発展を拒む/相続税は家族を崩壊させる/あるケース・スタディ/相続税の廃止は安全保障にも役立つ

私有財産を守れ

GHQの社会主義政策からはじまった/家族と文化を守る私有財産/真の福祉は社会主義ではなく社会政策で/豊かな人がいる社会はそうでない人の自由を保障する

左翼化した教育現場

義務教育制度はすでに破綻している/プライドを育むには歴史教育しかない/言語文化の大切さ/道徳と家族を否定する左翼教育/日教組主導のジェンダーフリー教育/「子どもの権利条例」の不可解さ

教育選択権の確立

現行の学校制度はメイド・イン・ナチス/「教育クーポン券制度」の提言/現行制度の問題点と「教育クーポン券制度」が必要とされる根拠/「教育クーポン券制度」のメリット/「教育クーポン券制度」に対する反論への反論

国の独立

日本の安全保障について思うこと/日米の共同歩調は東アジアの平和を創出する/やっとはじまった憲法論議/世界最古の日本国憲法/占領憲法は無効にせよ/新憲法には税率の上限を盛り込め

国際法を蹂躙した東京裁判

法の根源は国際法/すべての問題は東京裁判に起因している/法廷憲章違反の判事構成/国際法を蹂躙した東京裁判/法なければ罪なく、法なければ罰なし/事後法禁止の原則/東京裁判の法的根拠はポツダム宣言/東京裁判における起訴事実/平和に対する罪/人道に対する罪

東京裁判がもたらしたもの

清瀬弁護士の管轄権に関する動議/A級戦犯は存在しない/自衛戦争を認めたパリ不戦条約/戦勝国の戦争犯罪は不問/敗戦責任と戦争犯罪はちがう/戦後、東京裁判は平和に貢献したか/サンフランシスコ講和条約で受け容れたのは「裁判」ではなく「諸判決」/ゴボウを食べさせて捕虜虐待/マッカーサーも認めた自衛戦争/戦後教育の論理基盤は東京裁判

私の靖國観

靖國批判も占領政策からはじまった/宗教活動と宗教的行為は区別すべし/宗教法人非課税も憲法違反?/日本人の特殊な宗教観/志士たちの慰霊が靖國の起源/二百四十六万のご祭神/神道は宗教といえるか

日本文明は独自の文明

日本にあって世界にないもの/男系維持か、女系容認か/スターリンがほくそ笑んでいる/皇室には姓がない/日本文明のもうひとつの象徴/神社は神道の正統を担う鎮守の森/『古事記』と『日本書紀』を否定したがる輩/シナ文明に呑みこまれなかった日本文明/皇室が消えれば神道も消える



第二部 脱「左翼史観」の近代史

日本が支援した朝鮮独立

東京裁判史観こそ左翼史観の総本山/「独自の誇り」で外交展開へ/日本との友好を拒否した朝鮮/征韓論の背景/最初に朝鮮の独立を認めた日本/清国のあざとい動き/朝鮮の独立を争った日清戦争/国際法を守らないシナ

日露戦争は近代史のターニングポイン

夷を以って夷を制すシナの誤算/義和団事件が生んだ日英同盟/満洲に居座りつづけたロシア軍/日露戦争の意義/東郷さんを知らない子供たち/絶妙なタイミングの講和会議/韓国併合に慎重だった日本政府/アメリカの満洲への野望/アメリカを敵にした禍根/日本を敵視した米国のオレンジ計画/アメリカ大陸への移住が急増

孤立を深めた第一次世界大戦

イギリスの執拗な参戦要請/日本とは対照的なアメリカの思惑/シベリア出兵と撤退時期/火事場泥棒にされた日本/日本封じ込めを目論むワシントン会議

コミンテルンの策謀

東の黒雲、西の黒雲/矛先をアジアに向けたコミンテルン/北京政府と広東政府との争い/コミンテルンに洗脳された孫文/本格化するシナの赤化工作/腰が引けた幣原外交/手段を選ばないコミンテルンの怪文書攻撃

世界恐慌の引き金はホーリー・スムート法

アメリカの利己的な保護貿易/八〇〇%もの関税率/社会主義の錯覚/邦人保護は国際常識/断じて侵略ではない満洲事変/満洲は「化外の地」/溥儀の民族的決意/満洲国建国の正当性

大東亜戦争前夜

シナ事変勃発の真相/シナ事変に油を注いだ通州事件/上海から南京へ拡大/ゲリラ兵は国際法の枠外/オープン・シティ勧告/南京事件の情報根源はGHQ/南京事件の史実と事実/シナ事変を止めさせない右翼・左翼の策謀/蒋介石を強気にさせた援蒋ルート/持たざる国は存亡の危機に/日独伊軍事同盟/強まるアメリカの日本人敵視政策/加重される経済圧迫/共産党員が作った最後通牒「ハル・ノート」

歴史の中から学ぶことは何か

明治憲法の欠陥「統帥権」/右翼と呼ぶも、左翼と呼ぶも「社会主義」/史実と真実は違う/これからの日本の生き筋は「親アメリカ、反東京裁判」



拝啓 東條英機様(あとがきにかえて)

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