神奈川県を除く関東1都5県では、利根川水系8ダムの貯水量の減少により、6月16日から10%の取水制限が行われています。
『貯水率わずか10%、岩肌むき出し…矢木沢ダム
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160617-OYT1T50000.html
国土交通省関東地方整備局と6都県などでつくる渇水対策連絡協議会は16日午前9時、利根川水系で10%の取水制限を始めた。(後略)』
一方、川崎市が水源として利用している県内(相模湖、津久井湖、丹沢湖、宮ケ瀬湖)の合計貯水率は下のグラフのとおりとなっており、幸いなことにほぼ満杯状態です。
川崎市上下水道局によれば、夏場に必要な水量は十分に確保されているため、現在のところ本市における水不足の心配はない、とのことです。
川崎市の水道水源は、相模川水系の河川水と私の住んでいる多摩区の地下水の自己水源、相模川水系と酒匂川水系を水源とする神奈川県内広域水道企業団からの受水で賄われています。本市の水源水量は、およそ102万㎥。上水の最大給水能力は日量75万㎥で、うち約50万㎥が毎日給水されています。
因みに川崎市は平素から、東京都に対して毎日約20万㎥の原水を供給しています。
本市は、まことに水源に恵まれた都市なのでございます。
利根川水系のダムに、梅雨の恵みがありますように。